Piranesi ユーザーページ

配置した点景を調整する時には、「点景マネージャ」の「調整」アイコンを使用する。 調整時に点景の周囲に表示されるハンドルの機能を知っておくと、操作しやすくなる。 ここでは、調整の方法と各ハンドルの機能についてまとめてみた。

1. 「点景マネージャ」の点景リストから、調整する点景を選択し、「調整」アイコンをクリックする。
   「調整ツール」の周囲でマウスを動かすと、マウスポインタの形が変わる。
   各ハンドルの機能は、以下の通りである。

   	配置した点景をその平面内で移動させる
   	指定方向に点景を拡大縮小する
   	点景をその平面内で回転させる

   「Ctrl」キーを押しながらマウスを動かすと、以下の形に変わる。

   	点景を、配置に使用した平面と直交する平面内で移動させる
   	点景を、そのX軸を中心に回転させる
   	点景を、そのY軸を中心に回転させる

   「Alt」キーを押しながらマウスを動かすと、以下の形に変わる。

   点景の原点を基準に、指定した面上に配置する

   例えば、以下の点景を移動する場合、で移動すると、点景の一部が床に埋まってしまう場合がある。
   このような時には、「Ctrl」キーを押しながら のハンドルで移動しよう。

   移動する点景

   で移動した場合	で移動した場合

   また、や　　の場合、クリックした位置を基準にして点景が移動されるが、「Alt」キーを押しながらのハンドルでクリックすると、点景の原点を基準にして移動される。
    

2. マウスボタンを押したままドラッグして、移動、回転、拡大縮小を適宜行なう。 拡大縮小する際に、「Shift」キーや「Alt」キーを使用すると以下のようになる。 「Shift」キーを押す・・・拡大縮小時に縦横比を維持する。
   「Alt」キーを押す・・・拡大縮小時に原点の位置を維持する。 調整を取り消す時に、１つ１つの調整を個別に取り消すことはできない。
   「編集／元に戻す」コマンドを実行すると、配置した点景が配置前の状態に戻る。

3. 「Esc」キーを押すか、あるいは「調整」アイコンを再度クリックして、調整を終了する。