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配置した複数の点景を一括してペイントすることができます。

この操作のしくみ
点景を配置した部分には新規マテリアルが作成されます。
そのため、マテリアルロックや、ワイルドカードによるマテリアル指定機能（V5.0以降）を利用することで一括してペイントすることができます。

 操作方法

1. 点景を配置し、確定します。
   注意）確定しないと、ペイントすることができません。

2. ペイントする点景上にマウスポインタを置き、ステータスバー、または「情報」ツールバーの「マテリアル」でマテリアル名を確認します。

   ２次元の点景：「点景n」（nは連番）
   ３次元の点景：「詳細設定」ウィンドウの「マテリアル」の設定に応じた名前が付けられています。
   （例：モデルファイルのマテリアルと同じ名前など）

   ステータスバー
   

   「情報」ツールバー
   
    

3. 「ロック」ツールバーのマテリアルロックをクリックしてオンにします。

   
    

4. 「ロック」ツールバーの「>>」ボタンをクリックします。
   「ロック設定」ウィンドウが表示されます。

   
    

5. 「マテリアルリスト」チェックボックスをチェックします。

6. ペイントする点景のマテリアルを指定します。

   操作2で確認したマテリアルを、以下のいずれかの方法で指定します。
   ・　「ピック」ボタンをクリックし、画像上でペイントする点景をクリックする
   ・　一番下のリストからマテリアル名を選択し、「追加」ボタンをクリックする

   指定したマテリアル名がリストに追加されます。

   

   この要領で、ペイントする全ての点景のマテリアルをリストに追加していきます。

   ○ヒント
   ペイントする点景のマテリアル名に規則性がある場合は、ワイルドカードを使って指定すると便利です。（V5.0以降のみ）
   例）「点景*」と指定　⇒　「点景1」、「点景2」・・・が該当
   リストから該当する点景のマテリアルを１つ選択してから、必要に応じてワイルドカード「*」、「?」を上書きし、「追加」ボタンをクリックしてリストに追加します。

   
    

7. 「塗りつぶし」ツールを選択し、「部分」チェックボックスのチェックをはずします。

   
    

8. ペイントに使用する色、テクスチャ、質感、効果、ブレンドモードなどを適宜設定します。

9. 画像上をクリックしてペイントします。
   6でマテリアルロックを使って指定した点景が一括してペイントされます。

 応用テクニック：複数の樹木の葉の色のみ変更する

この方法を利用して、配置した樹木の点景の葉の色のみ変更することができます。
紅葉や満開の桜などの表現に便利です。

操作は上記とほぼ同様ですが、さらに以下の操作を追加します。

• 樹木の点景のうち葉の部分のみがペイントされるよう、カラーロックを設定し、色の許容値を設定する
  （操作6の後）

• 「フィルタ」ツールの「色相」で色相を変化させることで、葉の色を変更する
  （操作7で「塗りつぶし」ツールの代わりに、「フィルタ」ツールを選択する。
  「ツールオプション」ツールバーで、フィルタの種類「色相」を選択して詳細を設定し、ツールは「塗りつぶし」を選択する。）

詳しくはこちらをご覧ください。

関連ページ：   マテリアル名でロックをかける

関連ページ：   点景の樹木の色を変更したい