Piranesiの標準ライブラリを常に最新の状態にするには?

Piranesiには豊富な標準ライブラリが搭載されています。
このライブラリは随時、追加・更新されており、追加・更新されたデータはPiranesi Webサイトのユーザーページからダウンロードすることが可能です。
でも、追加・更新がないかどうかを定期的にチェックしたり、そのつどダウンロードするのは面倒...という方には、Piranesiに添付されているデータ配信ツール「Replica」(レプリカ)を使った更新が簡単ですので、ぜひ一度お試しください。

 操作方法
※この操作の実行前に必ず以下の「この操作のしくみ」と「注意」をお読みください。

スタートメニューから、Piranesi 5.0、Replica、ライブラリ更新の開始、の順に実行します。
インフォマティクスのサーバー上の最新の標準ライブラリがダウンロードされます。

 この操作のしくみ
Replicaは、あらかじめクライアントPCに記録されている「ライブラリリストファイル」の内容に応じて、WebあるいはLAN上のサーバーにアクセスを行います。
そして、サーバー上で更新されているファイル(ライブラリ、画像ファイル等)があるときは、それらをクライアントPCにコピーします。

この「ライブラリリストファイル」には通常、インフォマティクスのサーバーの情報が記録されています( Piranesiのインストール後、ライブラリリストファイルを何も変更していない場合 )。
したがって、ライブラリ更新を実行すると、ライブラリリストファイルの内容にもとづき、インフォマティクスのサーバー上の標準ライブラリがダウンロードされる、というのがこの操作のしくみです。

 注意

  • Replicaを使用するためには、クライアントPCから、FTTH、ADSLなどの高速な回線を使ってインターネットへ接続する環境が必要です。
    また、企業や学校によっては、外部のネットワークの使用を制限されている場合があります。
    外部Webサーバからのダウンロードが利用可能かどうか、必ずネットワーク管理者にご確認ください。

  • データのダウンロードにかかる通信料、プロバイダ接続料などのネットワーク通信費は、お客様のご負担とさせていただきます。

  • Replicaのしくみなどについては、こちらをご参照ください。
    また、必ず「Replica操作概要」をお読みになり、注意事項を確認してください。
    (スタートメニュー、Piranesi 5.0、Replica、Replica操作概要、の順に実行して表示します。)

  • ご自分で追加、作成したスタイルをPiranesiの標準ライブラリに保存している場合、上記の方法で標準ライブラリの更新を行うと、ご自分で追加、作成したスタイルは消去されます。
    したがって、ご自分で作成したスタイルは別の場所に保存してください。

  • Piranesiのインストールの際にライブラリデータをインストールしなかった場合、Replicaで標準ライブラリの更新を行うと、すべてのライブラリがダウンロードされることになり、時間がかります。
    最初にPiranesiのCD-ROMからライブラリデータをインストールした後で、Replicaを起動することをお勧めします。

  • この操作は、Replicaのライブラリリストファイルがインストール以降何も変更されていないことを前提としています。
    社内でReplicaを使って独自にライブラリ管理を行っている場合に上記の操作を行うと、配布されているライブラリリストファイルの内容に応じたライブラリがダウンロードされます。

 オリジナルのライブラリを社内配信するには?
ライブラリリストファイルの内容をカスタマイズすることで、オリジナルのライブラリの配信が可能です。
大規模運用環境におけるメンテナンスなどに非常に便利です。
(ライブラリリストファイルの作成を含む、サーバー設定、管理には、専用プログラム(別売)が必要です。詳細はインフォマティクスにお問い合わせください。)