VectorWorksからPiranesi形式に変換する方法(3DDXF経由)

VectorWorksからPiranesiのファイルを作成するには、VectorWorksから3DDXF形式でモデルを書き出し、Piranesiの付属ツール「Vedute」で読み込んでEPixファイルにするという方法があります。

その際に、VectorWorksで任意の画角で3DDXFモデルを取り出していると、Veduteでそのファイルを読み込んだとき、「座標軸が回転」し ているように見えます。正しく表示されるようにするには、上から見たビューを設定することが必要です。

 

  1. VectorWorksでモデルを作成します。

  2. 「ビュー/投影の方法」コマンドで投影法を設定します。
    「等角投影」、「透視投影」のどちらでもかまいません。

  3. 「ビュー」メニューから「ビュー/上」コマンドを実行します。
    これで、「上から見る」状態になります。
    注意)「ビュー/上」コマンドではなく「ビュー/2D/平面」コマンドを使うと、2次元情報しか取り出せないことがあります。

  4. 「ファイル」メニューから「取り出す/DXF/DWG」コマンドを実行し、「DXF(テキスト)」を選択します。
    その他、モデルに応じて適宜オプションを設定し、「OK」ボタンをクリックし、保存します。

  5. スタートボタンから「すべてのプログラム」、「Piranesi 5.0」、「Vedute」の順に実行します。
    Veduteが起動しますので、「ファイル/開く」コマンドを実行し、4のファイルを開きます。
    任意の画角と光源を設定し、「ファイル/保存」コマンドを実行すると、PiranesiのEPix形式で保存されます。

この他、VectorWorksから直接PiranesiのEPixファイルを作成する方法もあります。

 

関連ページ:  

Piranesiでペイントするファイルはどうやって作るのですか?