Piranesiには、EPixパノラマファイル(.epp)という全方向を見渡すことができるファイル形式があります。
EPixパノラマファイル(.epp)は、以下のソフトウェアから作成することができます。
直接出力
・ MicroGDS MicroGDSシリーズ共通
シェーディング画像を、EPixパノラマファイルに出力できます。 「ファイル/ウィンドウ定義/エクスポート」コマンド
・ MicroGDS Compact3D、MicroGDS Pro
レンダリングイメージを、EPixパノラマファイルに出力できます。 「レンダリング/ファイルへ」コマンド
・Vedute
「ファイル/パノラマの保存」コマンド
プラグイン経由
以下のプラグインファイルは、Piranesi V5.0の「Program Disc」の「Plugins」フォルダに収録されています。 プラグインの使用方法は、各プラグインのドキュメントをご参照ください。
3D Studio Max / Viz
Autodesk Architectural Desktop
Autodesk Civil 3D
Lightwave3D
Piranesiで新規作成する
「ファイル/新規作成」コマンドを実行し、「EPixパノラマファイルの作成」を選択し、解像度を指定します。
この方法の場合、地面のみが設定されたパノラマファイルが作成されます。
「ファイル/インポート」コマンドで、場面の上下左右前後のイメージがひとつにまとめられた画像ファイル(= キューブテクスチャ)をインポートしたり、テクスチャ設定の「キューブ」モードでキューブテクスチャをペイントします。
ただし、これらの方法でペイントしたキューブテクスチャにはマテリアルや面の情報は含まれないので、画像内の壁だけを塗り分けるなどの3Dペイントには適していません。