スタイルの超整理法

ツールボックスや設定ウィンドウで設定した内容は、「スタイル」として「スタイルブラウザ」に保存することができるが、どこにどのようなスタイルを保存したかわからなくなってしまった経験はないだろうか。このような時には、「ライブラリ」「カテゴリ」を利用してスタイルを整理すると良い。以下の内容をヒントに、業務内容に合ったオリジナルの「ライブラリ」「カテゴリ」を作成し、効率よく作業を行おう!

 素材ごとに分類する
以下のように、ガラスやコンクリートなど素材ごとに「ライブラリ」を作成し、さらに色などで「カテゴリ」分けするとスタイルが探しやすくなる。

 

 ペイントするステップごとに分類する
以下のように、テクスチャマッピング-->色の調整-->点景配置 などペイントするステップごとに「ライブラリ」を作成する。さらに、各ステップ内で使用するスタイルを「カテゴリ」を利用して分類する。表示されているライブラリを上から順番に使用していくとペイントが完成するような仕組みだ。

 住宅メーカー等では商品ごとに分類する
以下のように「HouseA」「HouseB」など、商品ごとに分類する

表示の順番を揃えたいときには・・・
ライブラリ、カテゴリ、スタイル名の冒頭に数字を入れることで、表示の順番を揃える事ができる。詳しい操作方法はこちら

 組み合わせて・・・
上記の内容を組み合わせて、以下のような「ライブラリ」「カテゴリ」を作成してスタイルを整理することができる。
以下は住宅メーカーの商品分類を例にしている。

  1. どの住宅をペイントするかという点に留意し、住宅の商品名で「ライブラリ」を作成する。

  2. テクスチャマッピングや色の調整等、ペイントするステップで「カテゴリ」を作成する。

  3. そのカテゴリの中に、例えば「テクスチャマッピング」であれば、素材・用途別の「サブカテゴリ」を作成する。(サブカテゴリ機能はV3.0以降よりサポート)

  4. 作成した「サブカテゴリ」の中に、必要なスタイルを保存する。
    また、表示の順番をそろえるために、「ライブラリ」「カテゴリ」名の冒頭に数字を付けた。

上記はほんの一例に過ぎないが、これをヒントにオリジナルの「ライブラリ」「カテゴリ」を作成してみてほしい。