Veduteで影の長さを調整する方法

Veduteではモデルに影をつけることができるが、その影の長さを調整するテクニックを紹介しよう。
操作方法は以下のとおりだ。

  1. Veduteを起動し、3Dモデルファイルを開く。
     

  2. 「表示/影」コマンドを実行し、モデルの影を表示させる。
     

  3. 影の長さを調整する。
    「方向設定」ウィンドウで光源をクリックし、図1のような方向にドラッグして移動する。
    円の中心から離すと影は長くなる。

    逆に、円の中心に近づけると影は短くなる。

    図1

    (※グレースケール表示)

    元のイメージ

    影を長くして表示

     

    ワンポイント < 「方向設定」ウィンドウの解説 >

    「方向設定」ウィンドウは、注視点から見た視点の方向(=ビューの方向)と、光源の位置を表示する。

    図1は、図2のような半球を平面に投影したような形状(図3)である。
    光源を中心に近づけると、太陽高度が高くなるため、影は短く表示される。
    また、光源を中心から離すと、太陽高度が低くなるため、影は長く表示される。

    図2

    図3 真上からみると