ArchiCADから出力した複数のEPixで点景ファイルによるレイアウトを行うと、点景がずれて配置される

Q:ArchiCADから出力したEPixファイルで点景ファイル(.PCF)を読み込むと、点景がずれてしまう

ArchiCADから出力したEPixファイルを開き、点景を配置したのち、点景マネージャで点景ファイル(.PCF)に保存しました。
ArchiCADで同じデータを別の視点に変更し、EPixファイルに出力しました。
出力したEPixファイルを開き、前に保存した点景ファイル(.PCF)を点景マネージャで読み込んだところ、先に配置した場所とは異なる位置に点景が配置されます。
なぜでしょうか?
 

A:ArchiCADから出力したEPixファイルで確認されている現象です。

この現象は、ArchiCADから出力したEPixファイルで確認されている現象です。
ArchiCADからEPixファイルを出力する際、視点の位置を原点とした座標系で記録されます。
そのため、描く画像ごとに座標系が変化します。Piranesiの点景ファイル(.PCF)の読み込みは、モデル座標系の値を用いて配置します。
ArchiCADから出力したEPixファイルの場合、同じデータでも出力するたびに原点が変わるため、点景ファイル(.PCF)を利用したシミュレーションには適していません。
ArchiCADで作成したモデルで、点景ファイル(.PCF)を使用した点景配置を行いたい場合は、ArchiCADから3DSファイルを出力し、Vedute経由でEPixファイルを作成してください。