イメージファイルに出力すると、画像が粗くなってしまう

Piranesiで画像を作っているときは画像が滑らかなのに、.jpgなどの画像ファイルに出力すると画像が粗くなったことはありませんか?
このような場合は以下の方法で対応しましょう。

  • EPixファイル自体の解像度を大きくする
    元のEPixファイルの解像度が小さければ、作成した画像ファイルも粗くなります。
    滑らかなイメージを作成したい場合は、EPixファイルの作成時に解像度を大きくしましょう。
    例)Veduteで作成する場合:「編集/イメージサイズ」コマンドの「解像度」

    注意)高い解像度でEPixファイルを作成すると、画質は向上しますが、ファイルサイズが大きくなります。
    そのため、使用メモリ量が多くなったり、処理速度が遅くなることがあります。

  • アンチエイリアス表示を行わないようにする
    Piranesiの「編集/基本設定」コマンドの「一般」タブで、「ビューでアンチエイリアス表示を行う」チェックボックスをチェックすると、画像が滑らかに表示されますが、これはあくまで見た目を滑らかにしているだけであり、実際のイメージの粗さ/滑らかさとは異なります。
    そのため、画像ファイルに出力した時に、滑らかさに違いが発生します。
    画像に出力したときの状態を考慮しながらペイントしたい場合は、「ビューでアンチエイリアス表示を行う」チェックボックスのチェックをはずすとよいでしょう。

     

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