レースのカーテンを表現しよう < 内観パースの場合 >

Piranesiでは、「グレイン」機能を使用してレースのカーテンを表現することができる。内観パースでカーテンがモデリングされていない場合には、描画モード「面の作成」機能を使用し、壁から少し離れた部分に面を作成してカーテンをペイントする。操作方法は以下のとおりだ。

  1. ツールボックスで以下の設定を行う。
     

    ツール

    ブラシ 

    ロック

    解除 

    描画モード

    面の作成 

    カーテンの色 

    グレイン

    チェックする 

    ブレンドモード:

    不透明 

     

  2. 設定パネルの「グレイン」タブで以下の設定を行う。

     

    グレインの種類

    ノイズ 

    スムーズ

    1.0 

    スケール

    1.2 

    バイアス

    0.5 

     

  3. 設定パネルの「ブラシ」タブで以下の設定を行う。

     

    ブラシの種類

    四角形:3D 

    ソフト

    0% 

    その他、ブラシの大きさは、窓の開口サイズに合うように、「サイズ」「縦横比」を適宜調整する。

     

  4. 設定パネルの「面の作成」タブで以下の設定を行う。

     

    モード

    奥を埋める 

    オフセット

    ペイント開始時にクリックする面からカーテンまでの距離を入 

     

  5. カーテンをペイントする。

    「Ctrl」キーを押したままペイント開始面をクリックし(左図)、そのままペイント位置までドラッグする(右図)。ペイント位置にマウスポインタを置いたら「Ctrl」キーを放し、カーテンがペイントされたらマウスボタンも放す。「Ctrl」キーを利用すると、ペイント開始位置をずらすことが可能だ。なお、 PiranesiV3.1 for Macを使用している場合は、「Ctrl」キーのかわりに、「」(コマンド)キーを使用する。

    「Ctrl」キーを押しペイント開始面をクリック

    ドラッグしペイント位置で「Ctrl」キーを放す

     

     

    完成イメージ

     

    今回は「ノイズグレイン」による方法を紹介したが、「ラスターグレイン」を使っても同じような表現が可能だ。ラスターグレインは、スタイルブラウザの「グレイン」ライブラリ内、「質感」カテゴリにある。好みのスタイルをダブルクリックして、窓をペイントしてみよう。

     

    関連ページ:   レースのカーテンを表現しよう < 外観パースの場合 >