Piranesiでは、「グレイン」機能を使用してレースのカーテンを表現することができる。内観パースでカーテンがモデリングされていない場合には、描画モード「面の作成」機能を使用し、壁から少し離れた部分に面を作成してカーテンをペイントする。操作方法は以下のとおりだ。
ツールボックスで以下の設定を行う。
ツール |
ブラシ |
ロック |
解除 |
描画モード |
面の作成 |
色 |
カーテンの色 |
グレイン |
チェックする |
ブレンドモード: |
不透明 |
設定パネルの「グレイン」タブで以下の設定を行う。
グレインの種類 |
ノイズ |
スムーズ |
1.0 |
スケール |
1.2 |
バイアス |
0.5 |
設定パネルの「ブラシ」タブで以下の設定を行う。
ブラシの種類 |
四角形:3D |
ソフト |
0% |
その他、ブラシの大きさは、窓の開口サイズに合うように、「サイズ」「縦横比」を適宜調整する。
設定パネルの「面の作成」タブで以下の設定を行う。
モード |
奥を埋める |
オフセット |
ペイント開始時にクリックする面からカーテンまでの距離を入力 |
カーテンをペイントする。
「Ctrl」キーを押したままペイント開始面をクリックし(左図)、そのままペイント位置までドラッグする(右図)。ペイント位置にマウスポインタを置いたら「Ctrl」キーを放し、カーテンがペイントされたらマウスボタンも放す。「Ctrl」キーを利用すると、ペイント開始位置をずらすことが可能だ。なお、 PiranesiV3.1 for Macを使用している場合は、「Ctrl」キーのかわりに、「」(コマンド)キーを使用する。
「Ctrl」キーを押しペイント開始面をクリック |
ドラッグしペイント位置で「Ctrl」キーを放す |
完成イメージ |
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今回は「ノイズグレイン」による方法を紹介したが、「ラスターグレイン」を使っても同じような表現が可能だ。ラスターグレインは、スタイルブラウザの「グレイン」ライブラリ内、「質感」カテゴリにある。好みのスタイルをダブルクリックして、窓をペイントしてみよう。
関連ページ: レースのカーテンを表現しよう < 外観パースの場合 >