「面の作成」機能の裏技その2 < モデルの地盤面を広げる >

フェンスやガラス等をペイントする際に使う、描画モードの「面の作成」は、モデルの地盤面を広げる際にも便利だ。操作方法は以下のとおりである。

  1. 「ファイル/開く」コマンドを実行し、EPixファイルを開く。

    元の画像

    深さチャネルで確認すると・・・


  2. ツールボックスで以下の設定を行う。

    ツール

    ブラシ

    ロック

    すべて解除する

    描画モード

    面の作成

    地面と同じ色を選択する

    テクスチャ

    チェックをはずす

    グレイン

    チェックをはずす

    効果スライダー

    100%

    ブレンドモード

    不透明

    フェード

    すべて解除する

     

  3. 設定ウィンドウの「ブラシ」タブで以下の設定を行う。

    ブラシの種類

    サイズ

    場合に応じて適当に調整する

    ソフト

    0

    設定ウィンドウの「面の作成」タブで以下の設定を行う。

    モード

    奥を埋める

    面上のピクセルを含む

    チェックをはずす

    指定面

    チェックをはずす

    オフセット

    0

    マテリアル名

    開始位置と同じ

     

  4. 下図のように広げたい面を一度クリックし、そのままドラッグしてペイントし、面を広げる。

    ペイント途中

    完成イメージ

    深さチャネルで確認すると・・・

ワンポイント <ブラシツールで直線を描くには...>

「SHIFT」キーを利用するとよい。詳しい操作方法はこちら「3次元のラインをひく」




補足 <地盤面の既存部分と拡張部分の境界上に黒い線が表示されるが・・・>

これは、拡張前からあったシートの影が変更されずに残ったものだ。

この線を削除する方法は以下のとおりである。
i. 設定ウィンドウの「面の作成」タブで「面上のピクセルを含む」チェックボックスをチェックする。
ii. 設定ウィンドウの「ブラシ」タブの「サイズ」ボックスでブラシのサイズを小さくし、黒い線上を慎重にペイントする。