平面図や立面図などの2Dイメージを、手描き風に仕上げていく過程を紹介しよう。
STEP1 2DイメージファイルからEPixファイルを作成する
STEP2 ベースの色を塗る
ツール |
塗りつぶし:部分 |
ロック |
カラーロック |
描画モード |
ペイント |
色 |
適宜選択する |
テクスチャ |
場合に応じて適当に調整 |
グレイン |
場合に応じて適当に調整 |
ブレンドモード |
不透明 |
効果スライダー |
100% |
元の画像 |
ベースの色をペイント |
※ ここでのポイントは2つある。
1つは、カラーロックを使うこと、もう1つは、「塗りつぶし」ツールのモードを使い分けることだ。
カラーロックは、クリックした位置と同じ色、あるいは近似色をペイント範囲にする機能だ。
塗りつぶしツールには、「部分」、「全体」、「マルチ」の3種類があるが、「部分」と「全体」を状況に応じて使い分けよう。「部分」は、クリックしたピクセルに連続する部分のみを塗りつぶす。「全体」は、画像全体を塗りつぶす。
カラーロックと「塗りつぶし:部分」ツールを併用することで、線で囲われた領域を簡単に塗り分けることができる。
STEP3 グラデーションで陰影や光沢を表現する
9.ツールボックスで以下の設定を行う。
ツール |
ブラシ |
描画モード |
ペイント |
色 |
黒系の暗い色 |
効果スライダー |
5%程度 |
10.設定ウィンドウの「ブラシ」タブで以下の設定を行う。
ブラシの種類 |
ラスター |
ファイル名 |
「参照」ボタンをクリックし、好みのラスターブラシを選択する |
サイズ |
場合に応じて適当に調整 |
角度 |
場合に応じて適当に調整 |
11.陰影にする部分をドラッグし、ペイントする。
※グラデーションのペイントには、ブラシやフェードを使うのがコツ
陰影をペイント |
光沢の表現
12.ツールボックスで以下の設定を行う。
ツール |
ブラシ |
描画モード |
ペイント |
色 |
白系の明るい色 |
ブレンドモード |
ソフトライト |
効果スライダー |
40%程度 |
13.設定ウィンドウの「ブラシ」タブで以下の設定を行う。
ブラシの種類 |
ラスター |
ファイル名 |
「参照」ボタンをクリックし、好みのラスターブラシを選択する |
サイズ |
場合に応じて適当に調整 |
角度 |
場合に応じて適当に調整 |
14.光沢を表現する部分をペイントする。
光沢をペイント |
STEP4 点景配置・背景・地面のペイント
15.お好みで点景を配置したり、背景や地面をペイントして完成!
完成イメージ |