それぞれの面にテクスチャをペイントする場合のモード

壁や家具などにテクスチャをペイントする場合、「選択面」モードを使うと、塗り始め位置の面に添うようにテクスチャがペイントされる。だが、クリックした面以外の部分では、テクスチャのパターンが正しくペイントされず、不自然になることがある。

以下の例は「選択面」モードでテーブルの天板をクリックし、天板と脚を一度にペイントした状態だ。

テクスチャの配置のモードは「選択面」なので、最初にクリックした天板にパターンが合わせられる。
このため、天板の手前や脚の部分に断面のようなまっすぐな木目が表示されてしまい、不自然だ。

このような場合は、それぞれの面を1つ1つペイントしなくても、「選択面:自動」でペイントすればよい。

「選択面:自動」は「選択面」と同様、塗り始め位置の面に添うようにテクスチャをペイントする。
「塗りつぶし」ツールを使ってテクスチャをペイントする場合、テクスチャはどの面にも正しく表示されるよう、自動的に調整される。つまり、面ロックをかけて面を1つずつ塗りつぶしたのと同じ状態になる。

以下は「選択面:自動」でペイントした状態だ。

「選択面」モードで面を1つずつペイントした場合と同様の、自然な木目がペイントされる。

「選択面」と異なり、1クリックだけですべての面にパターンが正しく表示されるので、「塗りつぶし:マルチ」を行う場合に使うと便利だ。

マテリアルロックを設定すると、指定したマテリアルだけペイントできる。