ガラス面の表現を工夫してみよう。
背景が映り込んでいるガラス1(テクスチャを使用したガラスの表現)
窓ガラスに背景の空が映り込んでいる様子を表現するには、空のイメージのテクスチャでペイントする。
1. 「テクスチャ」で空のイメージを選択する。
2. 「塗りつぶし」ツールを選択し、適宜ロックを設定する。
3. ブレンドモード「不透明」、効果スライダーの値を低くして窓ガラスの部分をペイントする。
背景が映り込んでいるガラス2(陰影を付け、テクスチャを使用したガラスの表現)
同じくテクスチャを使用するが、あらかじめ窓ガラスにブラシで陰影を付けておくと、より効果的だ。
1. 「ブラシ」ツールを選択し、手描き風なラスターブラシを設定する。
2. 「色」ボックスで黒やグレーを設定する。
3. 適宜ロックを設定する。
4. ブレンドモード「不透明」、効果スライダーを15%程度に設定して、ガラス面の一部に陰影をペイントする。
5. 「テクスチャ」で空のイメージを選択する。
6. ブレンドモードは「ソフトライト」あるいは「オーバーレイ」、効果スライダーを100%にしてペイントする。
元の画像 | ソフトライトで空のテクスチャをペイント |
透過していて、周りの風景が映り込んでいるガラス
透過しているガラスに周りの風景が映り込んでいる状態を表現するには、Piranesiでガラス面を作成し、キャプチャで映り込みを表現しよう。
1. 「面の作成」でガラス面を作成する。
この時に効果スライダーを低め(40%程度など)に設定すると、透過した面を表現できる。
2. 「テクスチャ」のチェックボックスをチェックし、「設定」ウィンドウの「テクスチャ」タブで「キャプチャ」を選択する。
3. 「ゆらぎ」を設定する。
4. 「キャプチャ」ボタンをクリックし、ガラス面をクリックする。
映り込みの情報を取得する。
5. 適宜ロックを設定する。
6. グレインは解除、ブレンドモードは「不透明」、効果スライダーは値を低くして、ガラス面をペイントする。
透過したガラス面に映り込みが表現される。