霧の表現

フェード機能を利用すると、既存のイメージに霧の効果を与え、幻想的なイメージを作成することができる。背景をぼかしてメイン建築物を強調する際に効果的だ。
詳しい操作方法は以下のとおりだ。

  1. 「ファイル/開く」コマンドを実行し、ペイントしたいファイルを開く。
     
  2. ツールボックスで以下の設定を行う。

    ツール

    塗りつぶし:全体 

    ロック

    すべて解除する 

    描画モード

    ペイント 

     

    色のバランススライダー

    100% 

    テクスチャ

    チェックをはずす 

    グレイン

    チェックをはずす 

    効果スライダー

    100% 

    ブレンドモード

    不透明 

    フェード

    線形フェード 

     

  3. 設定ウィンドウの「フェード」タブで以下の設定を行う。 i. 「フェードの種類」リストから「奥行き」を選択する。
    ii. 「フル」の横の「ピック」ボタンをクリックし、霧がもっとも濃くなる位置(図のPoint1)をクリックする。
    iii. 「クリア」の横の「ピック」ボタンをクリックし、霧が晴れる位置(図のPoint2)をクリックする。

    奥行き方向を設定

    下図のように、霧がもっとも濃くなる位置に点景があり、地面上をクリック出来ない場合には、背景をクリックするとよい。背景の奥行きは、無限遠である。

    奥行き方向が
    クリックできない場合は・・・

     

  4. 画面内をクリックしてペイントする。
    複数回クリックすると霧が濃くなるので、好みの濃さになるように調整してみよう。