手描き風の陰影をペイントしてみよう < その2 陰影を後からペイントする >

壁面の汚れた感じやガラス窓のぼかしなどを表現したい時には、テクスチャをペイントした後に、ちょっとした工夫をするとよい。

テクスチャをペイントした後、以下の操作で陰影を加えると、見違えるような画像になるので、是非試してみよう。
 

  1. テクスチャをブレンドモード「ソフトライト」でペイントする。
  2. ツールボックスで以下の設定を行う。

    ツール

    ブラシ

    下地より濃い色を選択する

    ブレンドモード

    インク

    効果スライダー

    15%前後

     

  3. 設定ウィンドウの「ブラシ」タブで、手描き風のラスターブラシを設定する。

    ブラシの種類

    ラスター

    ファイル名

    「参照」ボタンをクリックし、手描き風のラスターブラシのイメージファイルを選択する

    サイズ

    場合に応じて適当に調整する

    角度

    場合に応じて適当に調整する

    あるいはスタイルブラウザから好みのブラシを適用してもよい。
     

  4. 描き風の陰影を表現したい面を、面ロックやマテリアルロックを選択し、大きなストロークでペイントする。
    重ね塗りするとムラが濃くペイントされる。
     

    ソフトライトでテクスチャをペイントした状態

    完成イメージ