2Dイメージに奥行き情報を与える

2Dのイメージファイルから作成したEPixファイルには、深さやマテリアルが設定されていないので、そのままではロックを使って塗り分けることができない。描画モード「面の作成」を使ってペイントしよう。ペイントした領域に面とマテリアルが作成され、ロックを使って塗り分けることができる。

  1. ツールボックスで以下のように設定する。

    ツール

    塗りつぶし:部分

    ロック

    カラーロック

    描画モード

    面の作成

    好みの色を適宜選択する

     

  2. 設定ウィンドウの「ロック」タブを選択し、色の許容値を「RGB」「5」と入力する。
     
  3. 設定ウィンドウの「面の作成」タブで以下の設定を行う。  

    モード

    奥を埋める

    面上のピクセルを含む 

    チェックする

    オフセット

    「0」より大きな値を入力する
    面を作成するための便宜的な値なので、厳密な値でなくてもよいが、EPix作成時の奥行きの範囲に設定した値を越えないようにする。

    マテリアル名

    「選択」をクリックし、マテリアル名を入力する
    例:作成する面が芝生の面なら「芝生」などわかりやすい名称を指定する。

     

  4. 画像上の面を作成する位置をクリックする。色ボックスで設定した色で面がペイントされる。
  5. 情報ウィンドウの表示をXYZ座標値に切り替え、ペイントした領域にマウスポインタを置くと、Zの値が面の作成タブで指定したオフセットの値で表示され、マテリアルも表示される。
    必要に応じて「表示/深さ」コマンドや「表示/マテリアル」コマンドを実行してマテリアルや面が作成されたか確認しよう。 

o5-2dimage1.gif

o5-2dimage2.gif

o5-2dimage3.gif

元の画像

カラーロックでペイント

マテリアルチャネル