テクスチャの塗り始めの位置はどのように決めるのか?

テクスチャを画面にペイントする際、テクスチャの塗り始めの位置がどのように決まっているかご存知ですか?
通常、テクスチャは、画像の左上に原点が配置され、複数回ペイントした場合、全く同じペイントが重なります。
したがって、タイルやレンガなど、規則的なテクスチャをペイントしたときに、目地がペイントストロークごとにずれることがありません。
V5.0から、テクスチャをペイントする際の原点を、塗り始めの位置に配置することができるようになりました。
同じラスターテクスチャを原点を変えて何度もペイントできるので、目地合わせが重要なタイルなどのペイントには不向きですが、アートテクスチャなど、マーカータッチでペイントしたい場合などにはひとつのテクスチャで表情豊かなペイントができます。
 

 

 

 テクスチャの原点が固定されている場合

テクスチャの原点がクリックするたび変わる場合 

  1. 「色・テクスチャ・質感」ツールバーで「テクスチャ」チェックボックスをチェックします。

  2. 「>>」ボタンをクリックし、「色とテクスチャ」ウィンドウを表示します。

  3. 「テクスチャの種類」ボックスから「ラスター」を選択し、テクスチャとして使う画像ファイルを選択します。

  4. 「クリック位置に原点を置く」チェックボックスをチェックします。

  5. 「ツール」ツールバーから「ブラシ」ツールを選択し、「ツールオプション」ツールバーで大きさなどを適宜設定します。

  6. 画像内の適当な位置にマウスポインタを置き、ドラッグしてペイントします。

  7. 別の位置にマウスポインタを置き、ドラッグしてペイントすると、原点の位置が異なるため、同じ画像ファイルを使用していても違う表情になります。

スタイルライブラリの「表現/アート/アートテクスチャ」「表現/アート/アートグレイン」内のスタイルで、「クリック位置に原点を置く」の機能を使用しています。