旧バージョンで作成したスタイルライブラリを新バージョンで読めますか?

Q:旧バージョンで作成したスタイルライブラリを新バージョンで読めますか?逆の場合も読めますか?

A:はい、読み込めます

下位バージョンで作成したスタイルライブラリを上位バージョンで開くことができますし、その逆も可能です。
ただし、V2.0、V3.0で、V4.0以降のスタイルライブラリファイルはご利用いただけません(逆は可能です)。
V4.0より、スタイルライブラリファイルの文字コードが変更されたため、V2.0、V3.0上では日本語がすべて文字化けします。

新しいバージョンで作成したスタイルライブラリを、古いバージョンのPiranesiで読み込む際、古いバージョンで対応していない情報が含まれていた場合は、それらの読み込みは無視されます。

製品に標準でインストールされるスタイルに設定されているエイリアス名は、旧バージョンと新バージョンで同じ名称を使っている場合があり、スタイルを適用したとき、現在使っているバージョンのエイリアス設定のパス内を参照することがあります。
また、そのエイリアスで設定されているパスにスタイルで使用している画像ファイルなどがない場合は、「"xxx"を開けませんでした。"パス"とみなします。今すぐ探しますか?」というメッセージが表示されます。
その場合は、メッセージ内の「はい」ボタンをクリックし、スタイルで使用しているファイルの場所を選択してください。
ただし、ファイルを選択した後に表示される「エイリアス"エイリアス名"を"パス"と定義し直しますか?」というメッセージには「いいえ」ボタンをクリックしてください。
「はい」ボタンをクリックすると、今後、このエイリアスが設定されているスタイルは、定義し直したフォルダを参照します。

各バージョンごとの制限につきましては、以下をご参照ください。

ご利用バージョン Piranesi V2.0

・V4.0以降のバージョンで作成したスタイルライブラリファイル(.psf)を開くと、ライブラリ、カテゴリ、スタイル、説明などの日本語がすべて文字化けしますので、ご利用いただけません。
これは、V4.0より、スタイルライブラリファイルの文字コードが変更されたためです。

・V3.0でスタイルライブラリ内のカテゴリにサブカテゴリを作成していた場合、V2.0で開くと、サブカテゴリは以下のように表示されます。

赤線部分が、V3.0で設定したサブカテゴリです。

・V3.0で作成したライブラリを開き、PNGファイルやRPCファイルが設定されているスタイルを適用すると、「サポートしないファイルフォーマットです」というメッセージが表示され、そのスタイルを使用できません。

ご利用バージョン Piranesi V3.0

・V4.0以降のバージョンで作成したスタイルライブラリファイル(.psf)を開くと、ライブラリ、カテゴリ、スタイル、説明などの日本語がすべて文字化けしますので、ご利用いただけません。
これは、V4.0より、スタイルライブラリファイルの文字コードが変更されたためです。

・V2.0で作成したスタイルライブラリは、そのままご利用いただけます。

・V4.0以降で作成した3D点景が含まれるスタイルを適用すると、「サポートしないファイルフォーマットです」というメッセージが表示され、そのスタイルを使用できません。

ご利用バージョン Piranesi V4.0

・V2.0、V3.0で作成したスタイルライブラリは、そのままご利用いただけます。

・V5.0以降で作成した、テクスチャマッピングが設定された3D点景(UV点景)を使ったスタイルを適用すると、テクスチャは無視され、単色で表示されます。
スタイルを適用することによって、エラーは発生しません。

 

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