Autodesk Viz 4から出力したEPixファイルでエッジをペイントした場合に、不要な線が抽出されることがある。この線は、VIZ固有のブーリアンによるエッジである。このような場合は、VIZでレンダリングを行う際に、アンチエイリアスの設定を解除することで、三角ポリゴンの線を表示せずにEPixファイルに出力することが可能だ。その際、ジャギーが目立つ場合もあるので、以下の方法で画像を編集しよう。
方法1
解像度を上げてEPixファイルを作成する。解像度の目安はこちら
方法2
アンチエイリアスの設定を解除してレンダリングしたジャギーのあるEPixファイルに、アンチエイリアスを行った画像ファイルを重ね合わせて、EPixファイルを作成する。詳しい操作方法は以下のとおりだ。
Autodesk VIZでの操作
アンチエイリアスの設定を解除してEPixファイルを作成する。
1と同じビューでアンチエイリアスを設定し、Piranesiでインポート可能な画像フォーマット(bmp、tif、jpg、pngなど)で保存する。この際、解像度は1のEPixファイルと同じサイズに設定する。
Piranesiでの操作
「ファイル/開く」コマンドを実行して、Autodesk VIZで作成したEPixファイルを開く。
「ファイル/インポート」コマンドを実行し、Autodesk VIZで作成した画像ファイルを開く。
「ファイル/復元用チャネルの更新」コマンドを実行し、復元用RGBチャネルをインポートした画像に置き換える。