元の画像の陰影を残してテクスチャをペイントするには・・・

 元の画像

 床をテクスチャでペイント
-->陰影が塗りつぶされてしまった

 

上図のようにテクスチャをペイントすると、元の画像の影や陰影が塗りつぶされてしまう場合には、以下のような方法を使用するとよい。

効果スライダーを使う

テクスチャ等をペイントする際に、効果スライダーを調整することで可能だ。
この方法ではペイントする色彩と元画像の影を混色するため、影の効果はペイントを進めると薄れてくる。
また、ペイントするテクスチャも若干薄くなる。

 

 

 元の画像

 効果スライダー60%程度で
ペイントした結果

 ブレンドモードを使う

ブレンドモードを「オーバーレイ」や「ハードライト」などに設定してペイントすることも有効だ。
「オーバーレイ」は、元の画像の明暗を維持したまま、元の色とペイント色を混ぜ合わせてペイントするものだ。

 

 

 元の画像

 「オーバーレイ」で
ペイントした結果

以下はブレンドモード「ハードライト」でペイントした例だ。
ハードライトはスポットライトで直接照らしたような効果でペイントする。
ペイント色が白の場合、画像は白でペイントされ、ペイント色が黒の場合は、黒でペイントされる。

場面に応じて使い分けてみよう。
ただし、元の画像の色によって、上記のブレンドモードではうまく影が出ない場合もあるので、その場合は、上記以外のブレンドモードも試してみよう。