ARCHITREND ZからPiranesiのEPix形式のファイルを直接出力することができます。
※ Virtual House(バーチャルハウス)から出力する場合も、同様です。
ARCHITREND Zのパースモニタ(またはパーススタジオ)を開きます。
「ファイル」メニューから「Piranesi変換」を実行します。
「Piranesi変換」ダイアログボックスが表示されますので、素材の変換方法を選択します。
Q:製品パッケージの中に、紙のマニュアルがないのですが?
パッケージの中に紙のマニュアルがありませんが、印刷した本やマニュアルはないのですか?
A:バージョンによって同梱されている印刷物が異なります。
Piranesiのバージョンによって、パッケージに同梱されている印刷物は異なります。
バージョン |
同梱印刷物 |
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ペイントをしていると、屋根や外壁の境界部分などがギザギザになってしまうことがある。「エイリアシング」と呼ばれる現象だ。このエイリアシングを解消するには、「アンチエイリアシング」という機能を使用して境界をあいまいにぼかすことが、通常のCGソフトでは一般的だ。
しかし、EPixファイルは、ピクセルごとに奥行きの情報を持っているため、アンチエイリアシングを行ったようなあいまいなピクセルを持つことができない。
水面に水際の樹木や建物が反射していたり、大理石の床面に壁が映り込んでいるなど、 場面に映り込みの表現を加えることで、場の雰囲気や素材感を出すことができる。
映り込みの設定は以下のように行なう。
1. ツールボックスの「テクスチャ」のチェックボックスをチェックする。
2. 「設定」ウィンドウの「テクスチャ」タブで「キャプチャ」を選択する。
3. 映り込んだ時のゆがみ具合を「ゆらぎ」で設定する。
0と設定すると映り込みの線がまっすぐになり鮮明な反射になる。0より大きくすると映り込んだ線がゆがむ。
「スケール」でゆがみのかたまりの大きさを指定する。値を大きくすると、大きなゆらぎになる。
「ゆらぎ」を「0」にすると、「スケール」は指定できない。
4. 「キャプチャ」ボタンをクリックし、床面などの反射面をクリックする
映り込みの情報が取得される。
5. ツールボックスの「線形フェード」アイコンをクリックする
6. 「設定」ウィンドウの「フェード」タブから「奥行き」を選択する
Piranesiで、元に戻す(UNDO)、再実行(REDO)の操作が何回まで行えるかは、制限があります。
ただし、一律ではなく、以下の2つの要素によって決まります。
- 操作のメモリの分量
- 操作のメモリをどのくらいの分量まで保存できるかの設定(=「UNDOバッファ」の最大値)
元に戻せる回数の決まるしくみ
Piranesiで何らかの操作を行うと、その操作を元に戻したり再実行できるよう、操作のメモリが「UNDOバッファ」に保存されます。
下の図は、操作のメモリがUNDOバッファに保存される概念を示しています。
1回の操作が長方形1個分と考えてください。
「ファイル/開く」コマンドを実行したときに、いつも作業しているフォルダが最初から参照されていると、フォルダを移動する手間が省けますね。
「基本設定」ダイアログの「ファイルの場所」タブで、各種ファイルを開くときの初期フォルダを設定しておくことができます。
「編集/基本設定」コマンドを実行します。(V4.0以前のバージョンは「ファイル/基本設定」)
「ファイルの場所」タブをクリックし、「EPixファイル」部分をダブルクリックします。
「フォルダの参照」ダイアログで、いつも作業しているフォルダを指定します。
「OK」ボタンをクリックして、ダイアログボックスを閉じます