EPixファイルに設定してあるモデル単位の値が正しくないと、テクスチャや点景の大きさが異なって表示されてしまう。その場合は、ファイルのモデル単位の値を修正しよう。
窓やドアなどの2D点景で、ガラス部分がうっすら半透明になって、向こう側がぼんやり見えるような表現を実現する方法があります。
このような効果は、Piranesiだけではできません。
点景を作るときに、Photoshopなどの画像編集ソフトで半透明にしたい部分に50%未満の濃度のアルファチャンネルを作成し、ガラス面にマスクを作成します。
1%から50%の濃度内であれば、透過のグラデーションも作ることができます。
ペイントソフトで点形容の画像ファイルを開きます。
アルファチャンネルを新規に作成します。
作成したアルファチャンネルに、透明にしたい部分を黒、不透明にしたい部分を白、半透明にしたい部分を50%未満の濃度のグレーでペイントします。
透明に近くするには暗めのグレー、不透明に近くするには明るめのグレーにします。
アルファチャンネル情報を保存できるPNGやTIF形式で保存します。
景を削除したら、近くにある別の点景の影が欠けたことはありませんか?
たとえば、点景の影の上に別の点景が重なっていて、重なった点景を削除すると、影の中で重なっている部分が欠けてしまいます。
このような場合は、「点景マネージャ」の「選択を更新」(あるいは「すべて更新」)ボタンをクリックして影の情報を更新しましょう。
Piranesi 6.0以降のバージョンでは、点景ツールで、Trimble 3D ギャラリー(TM)(旧Google 3D ギャラリー)上の3DモデルをWebから直接ダウンロードし、Piranesiの3D点景として配置できます。
「ツール設定」ウィンドウ(V6.0はツールオプションツールバー)の「ダウンロード」ボタンをクリックして3D WarehouseからSKPファイルをダウンロードすると、点景としてすぐに使用できましたが、Trimble 3D ギャラリー(TM)のURLが変更されたため、SKPファイルのダウンロードまでは行えますが、点景として自動でファイル参照が行われなくなりました。
対処方法
Q: 市販の点景素材集を購入したが、それをPiranesiで使用する方法がわからない
A: 「点景」ツールと「ツール設定」ウィンドウで点景用のファイルを指定します。
Q: 点景のスタイルを選択したところ、マウスカーソルに表示される点景が真っ黒で表示される。
さらに、マウスカーソルと点景の位置がずれる。
A: NVIDIAのグラフィックスカードをご利用の場合、本現象が発生する場合があります。
NVIDIAのグラフィックスドライバで設定を変更し、現象が改善されるかご確認ください。